早いもので2024年も一月が経過しました。暖冬とも言われておりますが、やはり寒い日は寒いですね。(私が寒さが苦手からなのか笑)
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。それでは、2月号も下記ラインナップにてお届けさせていただきますので、少しでもお役に立てれば幸いです!!

TAILORS WORLD編集部の山本佑です。

1月の附属販売状況

日本の23年のGDPがドルベースでドイツに抜かれ、世界第4位に落ちてしまったニュースはやはりショッキングで、そのほかには引き続き様々な品目での値上げのニュースなどもございましたが、1月の附属販売状況につきましては、冒頭にも記載しましたが、昨年から続く暖冬により序盤はかなり低調な滑り出し(例年も1月は閑散期ではありますが、それと比較しても厳しいスタート)でしたが、中盤以降盛り返し、前年対比で10%アップと2024年、良い滑り出しとなりました。これもひとえにお取り組み先様各位のおかげであり、大変な感謝とともに、今後もよりよい商品、サービスをご提供させていただく所存です。

そのような中で特筆すべき事項として、

メタルボタンが好調、それに付随してエンブレムオーダーも頂きました。アイビー復調!?

1月はメタルボタンがよく動いたな、と思い販売数量を確認したところ、総数(20MM、15MM合算)が1,000個ほどで、着分でのご提供がほとんどなので品番は多岐に渡りますが、例年と比較してもダントツに飛び抜けていました。*昨年比では818%、2022年比では225%、2021年比では195%と、昨年は少なすぎですが、例年の約2倍の数量となります。その上位が、

EXCYのメタルボタンシリーズ「EX704

Made in Italyのメタルボタン「ML21

上記ML21のGにつきましては、一時品切れを起こしておりましたが、先日無事にイタリアより入荷しましたので、今後は安定的に販売できます。その節は大変ご迷惑おかけしまして申し訳ございませんでした。

また、メタルボタンが動いたということで、当社の縫製部門での受注状況を確認したところ、体感ではございますが、たしかにブレザー(もちろんボタンはメタル)のオーダーが多かった、ということであながちスポット的なものではないのかな、と感じます。

それに付随し、オーダーエンブレムもまとまったご注文をいただけた月となりました。*30枚、20枚
これもメタルボタンが好調とリンクしており、アイビールックの再来でしょうか?

オーダーエンブレムにつきましては、過去ブログに詳細を書いておりますので合わせてご笑覧ください。

この時期の風物詩!? 学生向けネクタイ加工シーズン。

こちらは、毎年恒例とはなっていますが、入学式前シーズンにて、オリジナルの柄に校章をワンポイントで入れた生地でネクタイ作成のご依頼を頂きます。*大変恐縮ですが画像は控えさせていただきます。

当社はオーダーネクタイ(1本からご注文可能)から、オリジナルの生地(富士吉田産のシルクorポリエステル)でネクタイ作成(いわゆる既製品ですね)も承っておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

オーダーネクタイのオーダーシート

業界ニュース

第105回ピッティウォモレポート

画像引用元:https://www.pittimmagine.com/en

2024年1月9日から12日まで、第105回ピッティ・イマージネ・ウォモが開催され、メンズクロージング業界の世界一の祭典として注目を浴びました。この時期になると、来場者のスタイルや雰囲気がインスタグラムに溢れ、まさに目の保養といえる光景でした。

新型コロナの影響を受けつつも、出展社の数は増加傾向にあり、1月のピッティ・ウオモでは832のブランドがコレクションを披露し、そのうち46%が外国のブランドでした。実際に現地を訪れたお客様によれば、日本のブランドも多く出展されている模様です。

某有名バイヤーのブログによれば、オフホワイト、ライトグレー、ベージュのトレンドが依然として続いているとのことです。これは、クワイエットラグジュアリーのトレンドとも重なり、淡いトーンの組み合わせが流行しているようです。ピッティ・ウオモは常に新たな動向を提示し、今後もファッション業界に影響を与え続けることでしょう。

画像引用元:https://ameblo.jp/beams-class/

画像引用元:https://ameblo.jp/beams-class/

縫製工賃や生地、など値上げの波はどこまで続くのか。。。

ここ昨今、(特にインポート)表生地や、縫製加工賃、そして資材と、スーツを取り巻く環境で値上がりしていないものはないのではないか、と思うほどこの波は続いていますね。

当社においても、各メーカーより価格改定の連絡は途絶えず、今後縫製サービスの受注窓口をしております御幸毛織(蓬田、小樽工場)の縫製工賃の値上げや、取り扱っているジャージー生地の価格、シャツ工場のストック生地(インポート物に限り)などの価格改定のお願いをすることと存じます。

このような状況ではございますが、冒頭でもお伝えさせていただきましたように、よりよい商品、サービスをご提供して参る所存でございますので、何卒ご理解の程宜しくお願い致します。詳細は追ってご連絡させていただきます。

今月の私達の活動

新作のイタリアボタン入荷!!

昨年のテーラー資材ニュース11月号でお伝えさせていただきました当社が40年以上取り組んでおりますイタリアボタンメーカーの新作のボタンが先日入荷致しました!!

ほんと先日入荷のため、現在検品検収作業に追われており商品の画像などは撮れておりませんが、まずは入荷のご報告だけさせていただきます。今後商品のご案内など含め随時行っていきたいと思いますので、乞うご期待です!!

ヤマモト周辺神田須田町情報局

庄之助最中

今回は神田須田町にある和菓子店の庄之助さんを紹介致します。
創業は1949年、前身のいずみ家さんからの老舗の和菓子店です。名前の由来は、大相撲、立行司を行ってきた父親(第二十二代木村庄之助)が引退後、息子さんがお店の名前を庄之助に代えてからが始まりで、当時の相撲人気がそのままに、名前を使った庄之助最中が人気となり、大相撲好きならみんな知っている和菓子店となっております。おすすめの和菓子はやはり庄之助最中で極上の大納言小豆をふんだんに使った風味本位で練り上げた餡を、行司が使う軍配うちわをかたち取ったパリっとした皮にはさんだものでとても美味しい最中です。その他にも行司さんにちなんだ軍配饅頭、軍配葛湯、軍配しるこなど沢山の和菓子が味わえる和菓子店です。お近くにお越しの際は一度お試しください。そしてその足で当社へも起こしください笑

(本セクション担当: 西村)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

また、上記内容についてのご注文やお問い合わせ、そのほか附属や縫製サービスのお問い合わせはこちらまでお願い致します。