ようやく冬らしい(と言いましても例年よりは暖かい)陽気になってまいりましたが、先月号で触れたようにインフルエンザが蔓延しており、皆様におかれましては体調など崩さず、お過ごしでしょうか。栄養ある食事、しっかり睡眠、大事ですよね。

TAILORS WORLD編集部の山本佑です。

さてそれでは早速ですが、12月号の資材ニュースを下記豊富なラインナップでお送りさせていただきます!!

2025年11月の附属販売状況

11月の概況としましては、先日(11/27朝刊)の日経新聞にも出ておりましたが、11月の月例報告にて国内の景気判断は「米国の通商政策による影響が自動車産業を中心に見られるものの、緩やかに回復している。」と先月の判断を維持したとのことで、インフレや中国との関係など、懸念事項もございますが、全体としてはまずまずといったところだったのではないのでしょうか。

そんな中、資材の販売状況としましては、上記の流れから好調でございまして、前年比2ケタ増となりました。特に海外向けの表生地販売が牽引しておりましたが、お得意先様より大口のご注文をいただいたり、制服用の別注のメタルボタンを納品させていただいたりと、スポット的な部分もございましたが、総じて繁忙期ということもあり、資材が動いた月となりました。

納期遵守率

当グループ全体的に取り組んでおります納期遵守。数ヶ月前よりリスト化をしており、ようやくリストへの記載漏れなどがなくなってきましたので、今後こちらも合わせて掲載させていただきます。

2025年10月2025年11月
99.07%99.33%

納期遵守=お約束している納期に必ずお届けする、ということで、当社在庫品であれば14時までのご注文で当日出荷が基本であり、それが例えば商品の在庫を切らしており発送が翌日になってしまう、や発送したものの規格や色が違うなどの誤発送、送った商品に不備(欠けや汚れなど)があった場合、などの自社マターや、仕入先のミスによる納期遅延、数量間違い、はては運送会社による配送ミスなども含め、どのような理由にしろ”お約束していた日に到着しない”事象が発生した場合に、リストに記載しております。その件数と、月の合計伝票件数を除した数字をパーセンテージにしたものになります。
第1段階の目標として「99.5%」を目指しており、お取引先様に信頼いただける努めていく所存です。

先月は出荷先テレコ(それぞれ別のお客様へ、別の商品を発送)が1件(すなわち2社様へ影響なので、件数としては2)や、受注入力時に品番間違い、ピックアップ時のミス、などがあり、99.07%でしたが、今月は、99.33%と若干のカイゼンが見られました。内容としては、在庫不足が3件と最も多く、仕入先ミス(漏れ)が2件、商品不良が1件と、より高い在庫管理精度が求められておりますので、気を引き締めていきたいと思います。

このような情報をオープンにすることで、透明性を上げることもそうですが、チーム全体が引き締まることにもつながります。このミスを最大限少なくし、安心してご注文いただくよう精進してまいりますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

お問い合わせ対応時間

こちらも上記の「納期遵守率」同様、統計を取り始めており、月イチブログにて掲載していきます。

2025年10月2025年11月
12:2109:10

こちらは、様々なお問い合わせに対して、回答させていただいたまでの時間を計測しております。
主に、商品について、価格について、在庫について、納期について、など多岐にわたるお問い合わせですが、データを活用したりで、迅速に回答させていただくことを目指しております。

こちらも第1段階の目標として「10分以内」を掲げておりまして、11月はなんとか切ることが出来ました。ちなみに、最終目標は「5分以内」です。今後もスピード感を持ってご対応していきます。なお、回答時間については、例えばメーカー在庫品の在庫数のお問い合わせをいただいた場合、メーカーからの返信も含めて、完全回答できたまでの時間、としております。

今月の私たちの活動

先月に引き続き表生地勉強会開催!! ~国島株式会社様~

昨シーズンから取り扱いをスタートしました国島さんに、産地である尾州の成り立ちから、KUNISHIMAのものづくり、生地ができるまでの製造過程、シーズンコレクションのご紹介と、沢山の資料をご用意いただき勉強会を開いていただきました。勉強内容については、下記ブログにて詳細を綴っておりますので、こちらも合わせてご覧くださいませ。

今月のピックアップブログ

新人編集部員の小菅が、初めて訪れましたYKKのファスナー展示会に行ったときのレポートブログです。
ぜひご笑覧いただければ幸いです。

ヤマモト周辺神田須田町情報局

日本百貨店 しょくひんかん

今回もアキバを散策して見つけたお店「日本百貨店 しょくひんかん」をご紹介いたします。
秋葉原の電気街北口を出て歩いてすぐのJRのガード下にあります。
全国各地の“おいしいもの”が一堂に会する、食のセレクトショップです。

店内には、47都道府県から集められたご当地食品がずらり。
人気のご当地お菓子、地域ならではの調味料、こだわりのレトルト食品やお酒など、約4,000点にもおよぶ商品が並びます。

生産者の思いや地域のストーリーを大切にした品ぞろえが特徴で、都心にいながら全国の食文化を体験できるのが魅力です。
また、店頭では期間限定フェアや試食イベントも行われ、新しい発見や出会いがあるのも楽しみのひとつ。

秋葉原でのお買い物の合間に立ち寄れる便利な立地で、自分へのごほうびはもちろん、ちょっとした手土産やギフトにもぴったり のスポットです。
そのついでにふれあい橋をちょっと渡ってヤマモトをのぞいてみてください笑

(本セクション担当: 荒井)

ヤマモト社員紹介コーナー

ヤマモト新人編集担当の小菅です。

このコーナーはヤマモト社員の知られざる一面をお伝えすることで、よりヤマモトを身近に感じていただこうといった趣旨です。

第6回は縫製部の福信(ふくのぶ)さんです!

Q. どんなお仕事をしていますか?

縫製部で、オーダースーツ店様とオーダー工場をつなぐ仕事です。イージー・パターンオーダーという制限された中で、お客様の理想を具現化出来る様日々取り組んでます。

Q. 好きな資材・人気アイテム・イチオシアイテムは?

GXオーダーシャツ。
工場型紙とヤマモトオリジナル型紙GXがありますが、GXモデルがオススメです。工場モデルは日本的型紙に対し、GXモデルは、ナポリシャツをイメージされた型紙。着用感も良いですし色気も感じます。

Q. ヤマモトでの思い出・記憶に残っていること

世界最高峰の紳士服イベント「Pitti UOMO」に行かせて頂いた事。

と同時に、弊社仕入先のUBICボタンの工場見学にさせて頂いた事。本場の服飾文化に触れられた貴重な体験でした。

Q. 最近ハマっていることや趣味は?

最近引っ越した八王子市の文化や歴史に馴染む為、散策しています。


縫製部では1番オーダーに関する知識があります。(ヤマモトでも1かも)Pitti UOMOやUBICでの経験がうらやましいです。オーダーに関しての不明点があれば福田さんにきいてみてはいかがでしょうか。

(本セクション担当: 小菅)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

また、上記内容についてのご注文やお問い合わせ、そのほか附属や縫製サービスのお問い合わせはこちらまでお願い致します。